「語学力さえあれば海外で通用する」──そんな考えが甘かったと痛感したのは、実際に駐在生活が始まってからでした。中原基喜さんの『グローバル・ジャパニーズ』を読んで、本当に求められるのは語学やスキル以上に“人としての在り方”だと気づかされました。これは、駐在を控えるすべての人にとっての必読書です。
著者は5カ国で19年間の駐在経験を持ち、現地法人のCEOとして今も現場の最前線に立っています。だからこそ語れる“理想論では終わらないリアル”が本書の魅力です。「海外で成功するのは、自分を変える人ではなく、視点を変えられる人」という言葉が深く刺さりました。日本人としての軸を保ちながら、異文化とどう向き合うか──そのヒントが詰まっています。
私自身、駐在直前にこの本と出会えて本当によかったと感じています。現地で苦戦している人が「もっと早く読みたかった」と語るレビューも納得です。スキルや資格では補えない“覚悟”と“あり方”を養うために、ぜひ一度じっくり読んでみてください。異国で働くすべての人に、静かに力をくれる一冊です。

【POD】グローバル・ジャパニーズ 一流の海外駐在員を目指して [ 中原基喜 ]
「語学力さえあれば海外で通用する」──そんな考えが甘かったと痛感したのは、実際に駐在生活が始まってからでした。中原基喜さんの『グローバル・ジャパニーズ』を読んで、本当に求められるのは語学やスキル以上に“人としての在り方”だと気づかされました。これは、駐在を控えるすべての人にとっての必読書です。 著者は5カ国で19年間の...
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