北欧フィンランド・ヘルシンキにある、サウナとレストランが融合したモダンな複合施設「Löyly(ロウリュ)」。 バルト海に面した絶好のロケーションと、スタイリッシュな建築で世界中のサウナ愛好家を魅了しています。今回は、2024年に実際に訪れた筆者が、予約方法から3種類のサウナ、バルト海へのダイブ、そして絶品の北欧「サ飯」まで、その魅力を余すところなくレポートします!
1. Löyly(ロウリュ)とは?
2016年にオープンした「Löyly」は、ヘルシンキの海岸線に佇む、北欧デザインが美しい木造建築のサウナ施設です。 かつては工業地帯だったエリアをコミュニティの場として再生させる目的で設計され、現在では観光客のみならず地元の人々にも愛されるホットスポットとなっています。

ここは「男女共用・水着着用」のスタイル。カップルや友人グループ、家族連れでも一緒に楽しめるのが大きな魅力です。2024年のWorld Sauna Award「SAUNA37」にも選出され、世界中から注目を集めています。 日本人の利用客も多いため、「海外サウナは初めてで、現地の人ばかりだと緊張するかも…」という方にも特におすすめできる安心の施設です。
2. アクセス方法と立地
ヘアクセスは非常に良好です。ヘルシンキ中央駅から路面電車(トラム)に乗り約15分。最寄りのバス停・トラム駅からは徒歩3分程度で到着します。
- 住所: Hernesaarenranta 4, 00150 Helsinki, Finland
- 公式HP: https://www.loylyhelsinki.fi/en
バス停を降りると、目の前には雄大なバルト海が広がります!この絶好のロケーションだけで、入館前からテンションが上がること間違いなし。 (施設のすぐ近くには緑豊かなトレーニングスペースもあり、現地の方が懸垂などトレーニングに励んでいました。健康意識の高さに驚かされます!)


3. 必須!サウナ体験の予約と準備
Löylyのサウナは完全事前予約制です。 公式サイトから予約が可能で、料金は2時間制で1名25€(2024年10月時点)。日本円で約4,250円(1€≒170円換算)と、現地の物価を考慮しても少しリッチな価格帯ですが、それ以上の体験価値があります。
【注意】予約は早めが鉄則! 人気施設のため、直近の日程はすぐに埋まってしまいます。筆者が確認した際も1週間前の時点で平日の「朝イチ」か「遅い時間」しか空きがありませんでした。 旅行の日程が決まったら、最低でも半月以上前には予約を入れることを強くおすすめします。

営業時間: 曜日によって異なります(月曜は午前休館、週末は深夜まで等)。
必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
持ち物リスト
- 水着(必須。レンタル8€もあり)
- サンダル(欧州のサウナでは持参推奨!移動が快適になります)
- 防水ポーチ・洗濯バッグ(濡れた水着の持ち帰りに便利)
※タオル、敷きタオル(ペフレ)は料金に含まれています。 ※シャワー室にはシャンプー、ボディソープ、ドライヤーが完備されています。

こちらは男子ロッカーの様子。
4. 3種類のサウナで体感する極上のリラックス
施設内には特徴の異なるサウナが用意されています。
1. 薪サウナ(Wood-burning Sauna)
壁の半分がガラス張りになった開放的な空間です。約10名以上が入れる広さがあり、自然光を感じながら薪ストーブの柔らかな熱を楽しめます。 ここではセルフロウリュが可能ですが、ストーブの構造が少し特殊です。ふたを開けて投げ入れるタイプなので、使い方が分からない場合はスタッフや周囲の人に聞いてみましょう。

2. スモークサウナ(Smoke Sauna)
「キング・オブ・サウナ」とも呼ばれるフィンランドの伝統的な形式です。 室内は照明が落とされ、煤(すす)の香ばしい香りと蒸気に包まれた静寂な空間。湿度が非常に高く、体の芯からじっくりと温まります。 日本の高温ドライサウナに慣れていると温度が低く感じるかもしれませんが、Löylyは観光客も多いため、強烈な熱さというよりは「雰囲気を楽しむ」マイルドなセッティングになっている印象です。
3. プライベートサウナ
本来は貸切予約用のサウナですが、空いている時間帯は一般開放されていることがあります(追加料金なし)。 7~8名用のコンパクトな空間のためロウリュの回りが早く、最も熱さを感じやすいのがここ。「もっと熱いのが好き!」という方は、ここが空いているタイミングを狙ってロウリュを楽しむのがおすすめです。

5. 本場の醍醐味!バルト海へダイブ
しっかりと蒸された後は、シャワーで汗を流していざバルト海へ! Löyly最大の特徴は、サウナ室からテラスへ出て、直接海へ入れる梯子がついていること。

筆者が訪れた10月の水温は約5℃前後。 最初は冷たさに足がすくみますが、大自然の海と一体化する体験は言葉にできない達成感があります。波に揺られながらクールダウンする時間は、まさに至福。 冬場は海面が凍り、氷に穴をあけた「アヴァント」に挑戦できることも。冬に訪れる方は、テラスが凍結して冷たいためサンダルが必須です。
6. 絶景の外気浴と焚き火体験
海から上がった後は、ウッドデッキのテラスで外気浴。目の前に広がる水平線を眺めながらの外気浴は、日本では味わえないスケール感です。 体が冷えてきたら、テラス中央にある暖炉(焚き火スペース)へ。パチパチと燃える火を囲んで暖を取る時間は、心身ともに深くリラックスできます。 室内にも休憩スペースがあり、ワインやビール片手に談笑するカップルたちの姿も。自由なスタイルで休憩できるのもLöylyの魅力です。

7. 美味しい「サ飯」で旅を締めくくる
サウナでととのった後は、併設のレストランで北欧料理を堪能しましょう。こちらも人気のため、サウナの時間に合わせて予約しておくのがベターです。

ビールサーバーまでサウナをモチーフに…。さすが「Löyly(ロウリュ)」。

サーモンスープ: フィンランドの定番。クリーミーで優しい味わいが体に染み渡ります。

トナカイのタルタル: 北欧ならではのジビエ。臭みはなく、濃厚な旨味が楽しめます。

スタッフのホスピタリティも素晴らしく、予約時間より早く到着しても柔軟に対応してくれました。食後にはオリジナルチョコのサービスも。

シーカ(Siika)のグリル: バルト海などで獲れるサケ科の白身魚。さっぱりとしていて日本人の口にも合います。

ハンバーガー: 意外な伏兵!ボリューム満点で肉肉しく、サウナ後の空腹に最適です。

そして最後には、オリジナルチョコのサービスも。食事中も、店員さんがちょくちょく気にかけて、優しく声をかけていただける素敵なお店でした。

テラス席もある様子。サウナ体験を締めくくる最高のひとときをレストランでもぜひ!

8. まとめ:ヘルシンキでLöylyを訪れるべき理由
伝統的なフィンランドのサウナ文化と、モダンで洗練されたデザインが見事に融合した「Löyly」。 バルト海の絶景、こだわりのサウナ、そして美味しい北欧料理。ここでしか味わえない特別な体験が待っています。 ヘルシンキを訪れる際は、ぜひ旅のプランに組み込んでみてください。夜のライトアップされた雰囲気も幻想的でおすすめです!

公式ホームページ: https://www.loylyhelsinki.fi/en

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